さらなる発展が期待できる業界

~情報社会の今を考える~

意外と知らないITのこと

ITをインターネットの略だと思っている人が意外と多いですが、実はこのITとは「Information Technology」インターネット・テクノロジーの略です。日本語に訳すと「情報技術」という意味で、コンピュータやネットワークなどの情報処理関連技術のことを言います。
一番古い情報処理関連の機械としては、日本では計算機が始まりとされており、90年代後半にアメリカでコンピュータが開発されてからは、通信などにも関連するようになりインターネットの普及も進んだことから、インターネットテクノロジーは世界的に注目を集めてきました。
 
またITと同じような意味を持つ言葉としてICT「Information and Communication Technology」という言葉も一般的に使われていますが、こちらは日本語で情報通信技術と訳され、コンピュータネットワークに置いての通信技術がより組み合わさった考え方の時に用いられることが多いです。
今は通信技術もビジネスや生活に大きな影響を与えていますので、どちらがどうという考え方ではなく総称として用いられます。
 
現代社会において必要不可欠であり、コンピュータ自体にもインターネット通信が占める割合と言うものが大部分になって来ました。最近では、パソコンのほかスマートフォンの普及でインターネットテクノロジーの活用方法はかなり広いものになってきています。以前はビジネス関係の活用法が多かったものも、教育現場でのICT利活用は当たり前の時代に突入し、あらゆる世代の人々の生活に密着してきています。
 
そして、最近ではIoT「Internet of Things」という言葉も浸透してきました。さまざまな業界においてこのIoTが導入されてきており、たとえば農業の分野で言えば、ビニールハウスの温度を自動制御するシステムや、水田の給排水を自動管理するシステムなど、IoTの導入により負担が軽減するため、スマート農業は今や当たり前の時代になっています。
まさに現代社会において、もっとも身近にあるのがこのICTやIOTで、これらの技術が進歩すれば進歩するほど人々の暮らしはより豊かになり、活気溢れるものとなるでしょう。